wak
ご無沙汰してます。担当不定の杉原です。
先日六本木で遊びました、といってもクラブで夜通しウェーイしていたわけではありません。
フォーリナーのお兄さんたち怖いです。身体大きいし何言ってるかわからないし。
何をしたかというと、サントリー美術館で若冲と蕪村展を、BillboardでRasmus Faberのコンサートを観てきました。
【若冲と蕪村展】
伊藤若冲は、テレ東の某鑑定団で本物が全然出なくて、自分としては幻の画家。真作と対面したときの感動はずっと忘れないと思う。余談ですが、某鑑定団での贋作に対する安河内先生の総評が好きです。実に爽快で。
数少ない経験の中から、日本画家の最高峰は何年も変わらず長谷川等伯だったのですが、ちょっとそれが揺らぐ程の作品ばかりでした。いい絵を観られてよかった。
【Rasmus Faber】
大きく3部構成でした。
1. Rasmus Faberと彼のバンド
2. 1.と歌手のFrida(とその姉妹)
3. 2.と坂本真綾
1. Pf.、Key.、Ba.、Perc.、Dr.の構成で、シンガーのお兄さん(ややゲイっぽいイケメン)の甘い声がとても心地よく、第1部が全体を通して一番よかった。安定感があって。
2. 途中から女性シンガーFridaさんとその姉妹(her sisterと言っていた気がするけど自信はありません)登場。Fridaさんについては、まずはこれを聴いてほしい。
えらく声がかわいらしい、この声を聞いて、どんな姿を想像するだろうか。
髪は金髪で、緩いウェーブ、ふんわりとした白っぽいワンピースを着た女性が出てくるとばかり思っていた。しかし出てきたのは部屋着を着たドラゴンタトゥーの女みたいな感じの女性。
え?本当に?と思ったが本物、声が素晴らしくかわいい。けど、かわいい声で歌ってるのに見た目がドラゴンタトゥーの女なもんだから、自分の現実に断層が生じているような心地が。あと爪に蓄光塗料が塗ってあった。まだ初々しくも、自分の声や歌をきちんと持っているように感じた。
3. 坂本真綾さんが登場して、一曲目、アルバム「イージーリスニング」から、「afternoon repose」のジャズアレンジだった。Rasmusさんの作ではなく、菅野よう子プロデュース時代の曲。個人的に一番好きなアルバムだったので、あの瞬間、会場で一番ニヤニヤしていたと思う。
毎度Billboardはオシャレで、まるで自分がオシャレ族になったかのような錯覚を起こしがちだけど、そこはもう大人だし、きちんと身分を弁えて、コソコソっと写真だけ撮ってササッと帰りました。
この間、中目黒のスターバックスの前を通ったら、窓際のカウンター席に座っている人の殆どが、macを使っていた。一つ理解していただきたいのは、自分はmacユーザーに対して何らの恨みもなく、ましてやその時スターバックスにいた彼ら個人に対しても、1ミリも思うところはないのだけど、なんでだよ、と思わずにはいられない。
関係ない他人が、それぞれ自分の都合によって、とある喫茶店に集まって、同じ日同じ時間に。そこでPCを使用する。それはいい。でも、なんでみんなmacなんだよ。なんでリンゴ光らせてるんだよ。なんでだよ。 どうせみんなブログ更新とかgmailとか、そういうのでしょ、負荷の軽い処理じゃん。winPCでいいじゃん。
macとはそんなにいいものなのか、わからないまま今日買った。結果として、良かった(注:個人の感想です)。
スペックの進化により、ストレスのない操作というのは、もう現在のPCの殆どが実現している。winPCが劣るわけではない。ではmacとwin、何が違うか、それは「mac使っている感」だと思う。appleはmacをきちんとアイコン化できている。携えて、連れ歩きたいのはwinではなくmacなんだろうなと思う。
ただ、一つ忘れてはならないのは、ドヤ顔で使っていると非常にダサいとうことです。こっそり使います。
あっという間に11月になって、気温が下がってきました。自分は胃腸に自信があって、多少の拾い食いや、賞味期限すぎちゃったなー、程度のものなら、腹を下すことなく難なく消化することができると自負しているのですが、寒さだけはどうもダメで、朝飲んだお茶の温度一つで通勤の電車が地獄と化すのです。移動する鉄の密室、脳内を駆け巡る遅刻の二文字、脂汗、痛む下腹部、日常における苦しみの凝縮。
先月は絵画月間と銘打って、幾つか絵を見てきたので、そこで感じたことを少し話したいと思います。
名作と呼ばれるものは、何を示そうとしているか=コンセプトと、コンセプトをどう表現するか=テクニック、が高次元で調和しています。印象派の絵は、特にそれを強く感じさせるものが多くありました。
一筆が全体を作り、全体が一筆に意味を与えている、という感じでしょうか。うまく言えませんが。
コンセプトが素晴らしくても、それを表出させる術を持たなければ価値を示せないし、技術が素晴らしくてもコンセプトが陳腐であればそれは退屈でしかありませんね。
ここで、wakの音楽もそうありたいですね、とか言って締めくくるのが定石、あるべき姿だと思うのですが、ちょっと今回はテーマが大きすぎて、うまく言いきれません。
次回のライブが目前に迫っています。11/17渋谷La.mamaにて。
wak
- 12人の怒れる男
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- BillboardLiveTokyo
- Frida
- GoodComing
- Kick
- La.mama
- live
- macbook
- morph
- RasmusFaber
- wak
- wak.音雫.ドラム
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