こんばんは。
wakのギター、大野です。
10月も残りわずかになってきましたね。
暑くなったり、急に寒くなったりと昨今の気温の変化についていけないこの頃です。
のどからくる風邪が流行っているみたいですが、私も喉を壊してしまい、声がガラガラです。
決して酒焼けではございません。ここ一週間以上は酒を飲んでませんからね。少しでも早く酒が飲めるように、早く喉を治します。
話は変わって、日曜日はwakの新曲リハでした。
音雫で4時間、近くのスタジオで2時間やりましたが、
新曲しかやっていません笑。
1曲の新曲のために6時間ぐらい費やしました。
もう曲のテンポが体に染み付くぐらいやりましたよ。
渋谷la.mamaでのライブが11月17日に控えているので、そこで皆さんに自信を持って披露できるようにしないと、と思っています。
さて、前回のブログで書いたように、ギターの音色を変化させる、エフェクターについて紹介したいと思います。
エフェクターと言っても種類によって千差万別です。
今回は、新曲でメインに使っている
ディレイ
について紹介します。
ディレイというものは、山に出かけたときに出る、「やまびこ効果」のようなものです。
山の斜面に向かって
「ヤッホー」
と叫ぶと、
「ヤッホー」
と返ってきますよね。
ギターの演奏でもディレイを使いこなして、「やまびこ効果」を出すことができます。
ドの音を一音弾くだけでも、後からおくれてド、ド、ド…とやまびこのように音が聞こえてきます。
詳しく説明しても、わけがわからなくなりそうなので、ディレイを使いこなすギタリストを有名所から2名紹介します。
百聞は一見に如かず。
まずは、U2のギタリスト、ジ・エッジ。
付点八分ディレイのサウンドを確立した男。
今のJ-popの曲でもどこかしらで使われているサウンドです(少し前に流行った、家政婦のミタの主題歌でも使われているサウンドです)。
動画では、最初のボノのアカペラは置いておき、50秒あたりから鳴るギターサウンドにご注目ください。
U2/Where the street have no name
この、付点八分ディレイ、ハマると永遠弾いていても飽きません笑
もう、所構わず、色々なギタリストがこの効果を使っていますね。あなたのお気に入りのミュージシャンも、もしかしたら使っているかもしれません。
2人目は、クイーンのギタリスト、ブライアン・メイ。
誰もが知っているであろう「We will rock you」の作曲者です。
ブライアン・メイはディレイを使って、遅れてきたフレーズに違うフレーズを重ねて、一人でギターオーケストレーションをします。
同じディレイというエフェクターでも、使い方によっては全然違うものになります。
飛び道具的に使う人もいれば、ギターソロに厚みを出すために使う人もいます。
私が新曲で使うディレイサウンドは、上記の2人とも違う(似ているところはあります)感じになっています。
私が今度の新曲で使っているディレイ、
tc electronicのFLASHBACKx4です。
次回のライブで初お披露目となる新曲では、こいつを使ったディレイサウンドが炸裂しますので、お楽しみあれ。
今回はディレイについて簡単に紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
次回はもう少し踏み込んで、「ディレイ:音の作り方」について解説したいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
皆さんも風邪には十分気を付けてくださいね。
wak 大野